角島大橋【ながと四季マップ】
2016.8.1
モイ、(=ゝ=)です。
アイスクリームが美味しい季節ですね。
バニラアイス、かき氷、ガリ○リ君、ハー○ンダッツ…。
安価なものから高価なものまで、沢山の種類があるアイスクリームの中から、ソフトクリームについて前置きでお話です。
“ソフトクリーム”という言葉ですが、これは日本独自の和製英語で、正確には”Soft serve ice cream“と呼ぶそうです。
直訳で「柔らかいまま提供するアイスクリーム」…そのままですね。
アイスクリームと原料は基本的に同じですが、ソフトクリームは常に原料をかき混ぜ続けることで、やわらかな食感を保つことができるのです。
その代わり、溶けるのも早いですが…。
ソフトクリームといえば「バニラ(ミルク)味」、「チョコ味」、「イチゴ味」、「抹茶味」辺りが人気の味ですね。
前3つは世界でもよく見られる味ですが、抹茶は今でこそ世界的な味になっていますが、日本独自のフレーバーです。
世界にもたくさんの味はあるようでが、日本はやたらと多いようです。
黒ゴマ、サツマイモ、夏みかん、サボテン、ワカメ、ラーメン…。
なんでもソフトクリームにすればいいってもんじゃあ……あ、おいしい。
山口県岩国市にある錦帯橋には、橋を挟んだ対岸にソフトクリーム屋さんがあります。
県西部の巌流島で戦ったはずの二人は、今も県東部で戦い続けています。
ちなみに、岩国市は佐々木小次郎生誕の地とされています。※諸説あり
そんな小次郎が出すのは、本格的正統派な29種類のソフトクリーム。
あの31種類の味を取り揃えるアイスクリーム屋と、ほぼ同等の多さです。
対してむさしが繰り出したのは、なんと100種類以上のソフトクリーム!
100種類もどんな味を揃えているんだ…といいますと、
カレー、納豆、ビフィズス菌、お茶漬け、スッポンなど…。
噂では、一部商品に関して返品率50%を誇っているそうです。あくまで噂ですが。
そんなむさしさんにも、ちゃんとこだわった普通のソフトや、無添加バニラミルクの「クレオパトラの涙」なんてものます。
どちらの剣客で浪漫譚するかは、アナタ次第です…。
【ながと夏マップ】角島大橋(豊北町・角島地区)
山口県北部の日本海沿いを、「北浦」と呼びます。
北浦は、ほぼ全域が「北長門海岸国定公園」に指定されている、一大景勝地です。
その北浦には、4つの有名な島があります。
まず北浦といえば「青海島」。
スイカの美味しい「相島」。
天然記念物の見島牛がいる「見島」。
そして、いろんなCMに引っ張りだこ、大忙しの橋がある「角島」です。
所在地:山口県下関市豊北町角島
アクセス:ブルーライン交通「学校横」徒歩5分
藤光海風堂より車で約50分
駐車場:約180台/無料
営業時間:9:00~18:00(7・8月、定休日無し)、9:00~17:00(通常、定休日:水曜)
トイレ:有り
特記事項:土日や行楽シーズンはかなり多くの車で混み合います
※全て「しおかぜの里角島」の情報になります
詳細情報:お土産処 しおかぜの里角島
今や車のCMでおなじみとなったこの「角島大橋」。
2000年に全線開通し、かつては渡し船のみしか交通手段の無かった角島と本土を、車が行き来できるようになりました。
完成当時は日本一の長さを持つ、無料の離島架け橋でしたが、今は沖縄の古宇利大橋に抜かされてしまいました。
所在地:山口県下関市豊北町角島~神田
アクセス:ブルーライン交通「附野海水浴場」徒歩5分
藤光海風堂より車で約45分
駐車場:各20台(海士ヶ瀬公園・瀬崎陽の公園)
全長:1,780m
トイレ:有り
特記事項:強風の際は通行が制限されている場合がございます
詳細情報:山口県の旅行・観光情報 おいでませ山口へ
開通当初からとても綺麗な橋だと話題になり、私も何度か行きました。
しかし今ほど観光客は多くなく、遠方から沢山の観光客もそんなにはいませんでした。
ですが今や、角島といえば県内外から沢山の方が足を運ぶ、県内随一の観光スポットとなっています。
現在の状況になったキッカケは、やはり車のCMでしょう。
2006年からレクサス・GS、三菱・ギャランフォルティス、マツダ・デミオ、スズキ・スイフトなどなど…
各自動車メーカーがロケ場所としてこの橋を選んだのです。
私がロケに訪れた翌週も、何かの撮影予告がされていました。
他にも、映画「四日間の奇蹟」、ドラマ「HERO」など、多数の作品でロケ地として選ばれています。
さらにベストセラー「死ぬまでに行きたい!世界の絶景」に第三位でランクインし、これまた大きな話題となりました。
世界レベルですよ、世界!
有名になったこの橋を撮影する主なスポットは3箇所あります。
まずは、例のCMで使われていた「角島大橋絶景ポイント」。
駐車場はありませんので、道路下の「海士ヶ瀬公園」に駐めてからお越しください。
時間帯としては、朝から昼にかけてが一番キレイに見えると思います。
街灯が点く夕方も神秘的でオススメです。
住宅地になりますので、近隣住民の迷惑になる行為はくれぐれもお止めください。
次に橋の端、本土側にある「海士ヶ瀬公園」。
“あまがせ”と読みます。
駐車場と撮影スポットは道路を隔てていますので、渡る際は車に気を付けてください。
下には白い砂浜が広がっていますので、広角のレンズで撮影していただければ全てを収めることができます。
最後に角島側の「瀬崎陽の公園」。
角島大橋のカーブしながら膨らんでいる部分を撮るなら、ここが最適です。
走行中の車を撮影すれば、カッコよく写ります。
また、ホテル西長門リゾートさんや、島戸海水浴場からも異なったアングルで角島大橋をお楽しみいただけます。
角島大橋中央にポツンと島があります。
名前を「鳩島」といいますが、これは鬼が投げた大岩なんだそうで。
こちらのブログで角島の鬼伝説を特集されていますので、ぜひご覧ください。
ちなみに橋の途中に待避所があり、撮影スポットとして人気になってはいますが、あくまで待避所ですので駐車はなるべくお控えください。
上の画像をよーくご覧ください。
角島から鳩島を経由して本土まで、海の上に線が入っているのが分かると思います。
角島の海峡は、日本海と響灘の潮がぶつかり合う地点であり、最大で1mくらいの潮高ができるのだとか。
古くから船乗りの難所として知られていたそうで、下関~北陸を行き来する北前船の乗組員たちは、かなり苦労していたようです。
ちなみに、干潮の際にはモン・サン・ミッシェルのように砂の橋ができる…ということはありませんので、ご了承ください。
【壁紙です。ご自由にご利用ください。1920*1080(フルHD)】
島の玄関口であるこの橋を見たら、それだけで満足しちゃうかもしれません。
ですが、角島の本領は島の中にあり!
沢山ありすぎて1記事では書ききれませんので、各スポットを8月に大特集しちゃいます!
次回は、角島島内の海水浴場を特集の予定です。