牧崎風の公園・角島島内【ながと四季マップ】
2016.8.15
キア・オラ、(=ゝ=)です。
お盆も終盤、Uターンラッシュが激しくなる頃ですね。
テレビを見ると「東名高速道路上り 大和トンネル付近から30km渋滞」などという恐ろしい数字が飛び出してきます。
ちなみに当店から30km渋滞すると、角島大橋や秋吉台まで繋がっちゃいます。
本当に恐ろしい…。
この渋滞というトラップは、様々な原因によって起こります。
例えば、主要都市(施設)に近付くにつれ、同じ道を通ろうとする車は多くなりますから必然的に渋滞になります。
そこに別ルートや別車線が存在すれば渋滞は解消されるのでしょうが、土地の問題もありそう上手くは行きません。
よく耳にする「東名高速 大和トンネル」もその1つで、道幅を広げることが困難な上、伊豆方面などからの合流があるため大渋滞を起こします。
さらにトンネルやゆるい上り坂では、ドライバーは無意識のうちに速度を緩めて走ることが多いです。
先頭の車が5km/h減速するだけでも、飛ばして来た後続車がドンドンとブレーキをかけ、結果大渋滞になってしまいます。
では、どうすれば渋滞を回避できるでしょうか?
結論としては、ほぼ無いということが現状です。
渋滞回避マップを利用したり、渋滞予報・速報を活用しても、目的地前では必ず渋滞してしまいます。
ですので、避けられない場所以外の渋滞を、上手く回避して進んでください。
少しでも渋滞を楽に進む方法としては、追い越し車線に行かないことが重要です。
追い越し車線の方がスイスイ進むのでは?と思いがちですが、途中まで進めても本格的な渋滞では、
渋滞を離脱しようとする車の多くなる走行車線の方が、進みやすいのです。
帰るまでが遠足です。長い渋滞で気を抜いたり、熱中症になったりしないよう気を付けてください。
【ながと夏マップ】牧崎風の公園・角島島内(豊北町・角島地区)
“角島”の由来は、島の形が牛の角に見えるからだそうです。
そんな角島の角部分、牧崎にあるのが「牧崎風の公園」です。
所在地:山口県下関市豊北町角島295
アクセス:ブルーライン交通「牧崎公園口」徒歩30分
藤光海風堂より車で約50分
駐車場:約20台/無料
トイレ:有り
特記事項:かなり道が狭く離合が困難です
詳細情報:フォートラベル
今や大人気でどこも人が溢れかえっている角島内で、唯一ゆっくりと自然を感じることができます。
海、大地、空。全てと一体になれる開放感。
耳を澄ませば、風と波の音だけが訪れた人を包み込む。
草原に寝っ転がれば、大地と太陽の暖かさを一身に感じられる。
見渡すかぎりの水平線や、遮るもののない青い空は、地球は丸くて青かったんだと再認識させてくれます。
地球ってとってもいいところだぞー!
牧崎風の公園 #ながと四季マップ #角島 #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA
この画像は、360°を見渡せる全天球カメラで撮った公園です。
PCやスマートフォンでなぞる操作をすれば、観たい位置の画像が見れます。
グリグリと回して、ここにいる感を味わってください。
また、スマートフォンの特殊な装置を使えば、VR体験もできちゃいます。
この公園や角島全域の海岸には、ゴツゴツとした岩があります。
角島全域は、青海島や俵島と同じく「北長門海岸国定公園」の一部になっています。
この鱗のような岩も、自然が創りだした神秘の景色です。
別の場所には、六角形風の柱が立ち並ぶ海岸もあります。
油谷の向津具にある「俵島」にも、似たような柱状節理があります。
ちなみに俵島は、国の天然記念物に制定されています。
この牧崎風の公園には、もう一つの楽しみがあります。
牛さんです。
朝から昼にかけて放牧されていることが多いので、この時間帯を狙ってください。
ここ牧崎は、1300年前から放牧が行われていた地域だそうです。
こののびのびとした自然の中で育った牛さんは、さぞかし美味しいいい牛さんになるのでしょうね。
10・11月頃には、天然記念物の「ダルマギク」が岬に咲き誇ります。
また時期になれば、撮影に行きますのでお楽しみに。
さて、本日は終戦記念日です。
実はこの角島、第二次世界大戦と切っても切り離せない縁があります。
画面中央のコンクリート、これはかつて砲塔が置かれた砲台です。
第二次世界大戦中の角島には日本陸軍が駐留し、砲塔やトーチカや弾薬庫を設置したそうです。
幸いにも実戦使用は無かったようですが、この美しい島もかつては要塞となっていた時代がありました。
今も周辺には、遺構が数多く残っていますので探してみてください。
古くは船乗りの難所として知られ、大戦期は日本海側の要衝とされ、今は山口県の観光名所に。
この小さな島に様々な歴史が息づいています。
そして次回紹介予定の「角島灯台」も、歴史ある建造物の1つです。
ぜひお楽しみに。