全国各地のおでんの変わり種
2016.12.1
目次
おでんの有名な地区は何処でしょう?
最近では1年中、コンビニなどでおでんが買える時代となり手軽に食べたいときに食べられる環境となりました。
ただおでんと聞いて何処の地域が出てくるでしょうか?
思いつかない方もいるのではないでしょうか?そういう私も特に思いつきませんでした。
それは各地域によっておでん種に特長があり、味付けも違うので自分のいる地域の味が主流だと思っているからではないでしょうか?
それもそのはずで上は北海道から下は九州・沖縄までおでんの「変わり種」が必ず1品あるほど各地区のゆかりのある商品がおでん化されているのです。
今回は各地域のゆかりのある商品に特化した「おでん変わり種」についてご紹介していきたいと思います。
各地域の変わり種
北海道のさつま揚げ:マフラー
http://blog.livedoor.jp/miyanomayu3/archives/5730399.html
北海道の変わり種は「マフラー」です。急に聞き慣れない言葉が出てきましたが、北海道で販売されているさつま揚げの名称です。
販売されている袋に名前の由来が書いており、長方形の形が首に巻くマフラーに似ている所からついたそうです。
長方形の形が出汁をよく吸い込み、より味が染みこみそうですね。
東北地方からは「ツブ貝」のおでん
http://blog.livedoor.jp/takoume/archives/51233455.html
続いて東北地方からは「ツブ貝」のおでんです。(北海道でも楽しめるそうです)
海に近い地域だけあって貝類を含めるおでんがケースとして多いとのことです。
コリコリとした歯ごたえが食べ応えがありそうで美味しそうですよね。
しかも、ローソンでも「ツブ貝」おでんが販売されているそうです(北海道・東北・関東・近畿地域のみ販売)。
関東地方といえば「ちくわぶ」
https://matome.naver.jp/odai/2141543427648757901/2141555407551932103
関東地方といえば「ちくわぶ」です。練り物で作られておりちくわと似ている形をしていますが食感は別物。
餅に近い歯ごたえで時間が経つと味が染みこみ、より深い味わいを楽しめます。あまり煮すぎると身が崩れたりするので要注意ですね。
中部地方の静岡は黒い出汁「黒はんぺん」が有名
http://livedoor.blogimg.jp/kaz823ad/imgs/0/2/02046b87.jpg
中部地方の静岡はまずは黒い出汁が象徴で、おでん種では「黒はんぺん」が有名です。
ドーム型を想像していたのですが意外に笹かまのような形をしております。
一般的なはんぺんのような柔らかい感触ではなく、魚肉の練り物なのでしっかりした食感です。
野菜の変わり種としては関西地区の京都で販売されている「京野菜」のおでんです。
「トマト」や「かぶ」など普段食べている野菜をおでんにすることでまた違った味を楽しむことができます。
京野菜といつも食べている野菜との食べ比べをしてみては如何でしょうか。
九州地方の変わり種:「餃子巻き」
http://plaza.rakuten.co.jp/takana/diary/201102050000/
そして九州地方の変わり種は「餃子巻き」です。
外側にさつま揚げ、中に餃子の皮に餡が入っているというコラボレーションです。
さつま揚げでコーティングしているので中の餡が崩れることはなくつゆが染みこむと水餃子のような感触になります。
初めは別々にと思ったのですが、意外に一緒に食べると合うのでついつい食べてしまうのです。
こちらはフジミツでも販売しておりますので、見かけましたら是非食べてみてください。
沖縄では「豚足テビチ」
http://recipe.rakuten.co.jp/recipe/1170011463/
そして最南端の沖縄では「豚足テビチ」がおでんに入っているとのこと。
意外に脂っこくない豚足。じっくり煮込むことで豚足自体の味だけではなく良い出汁が出ておでんのつゆの味に深みを合わせてくれるでしょう。
おでんといえば忘れていけない「つゆ」の存在。
変わり種だけではなく、おでんの食べ方も各地域ごとに特長があります。
北海道・東北地方では「みそだれ」につけて食べることが主流とのこと。
また「みそだれ」はショウガ風味となっていて食欲増進に一役買っています。
関東はカツオ風味の出汁が多く、関西にはカツオに昆布を合わせることがあるそうです。
うどんの出汁と同じく関東と関西で味付けが違うようです。そして「つゆ」で有名なのは中部地区の静岡のおでんです。
濃い口醤油をベースに使っているため「つゆ」も黒くなっています。
そこに黒はんぺんを入れて頂くわけですね。
「つゆ」と「具材」が上手く合わさることでその地域のおでんが出来上がってより変わり種の味が光るわけですね。
今回、変わり種について調べていく中で各地の変わり種を何処でも食べられることに気付きました。
ついその地域に行くとその地の食を頂くことが多いですが、各地の「つゆ」と各地域の変わり種を色んなバリエーションで頂くことで、自分だけのオリジナルおでんを楽しむことが出来ます。
これこそ自分だけの変わり種を堪能できるのではないでしょうか?
これからの寒い季節のお供に「おでん」
これから冬本番となりおでんの美味しい季節になってきました。
外食でなかなか食べる機会がないおでん。今の時代、通販でもおでんセットを購入できるようになりました。
寒い日に外食するのがつらいときには鍋に準備するだけなので手軽に自分専用のおでんに早変わりです。
いつもの定番メニューである大根、玉子、白滝などを楽しむのも良いですが、たまには各地方のおでん種を入れて新鮮な気分を楽しんでみては如何でしょう?
フジミツ取り扱いの変わり種おでん
フジミツでもおでんを取り扱っていますが、「おっ!伝。」シリーズでは変わり種のおでんをセットで販売しています。

やわらか串真だこ
やわらか串あかにし貝
しゅうまい串
貝柱揚げ
れんこん揚げ
かき揚げ野菜
等々、いつもとは違うおでんをお楽しみ下さい。
おでんにしては珍しく贈答用にご利用できますので、是非普段お世話になっている方に、お送り頂くと喜ばれること間違いなしです!