元乃隅稲成神社・龍宮の潮吹【ながと四季マップ】
2016.7.19
スォス・ダイ、(=ゝ=)です。
みなさまは暑い時にエアコンを使用していますか?
ボタンひとつで冷たい風の出るエアコンは、ムシムシする高温多湿気候の日本では必需品のひとつとなっていますね。
かつて三種の神器と言われた「白黒テレビ・洗濯機・冷蔵庫」
高度成長期に流行った新三種の神器こと3C「カラーテレビ・クーラー・カー」
デジタル時代到来を物語るデジタル三種の神器「液晶テレビ・デジカメ・DVDレコーダー」
そして現在、それらに取って代わる三種の神器・真打(勝手に命名)として
・スマートフォン(Smartphone)
・冷暖房エアコン(Air conditioner)
・ウォシュレット(Washlet)
通称SAWの普及率が急増しています。
特にエアコンの普及率は92.5%もあるそうで(2016年現在)
ちなみに私的三種の神器は、「掛け布団・敷布団・枕」です。
最強の家電と言っても過言ではないエアコンですが、弱点もあります。
それが、みなさまも頭を悩ませているであろう電気代です。
近年は各社が省エネに力を入れ、消費電力はだんだんと抑えられてはいますが、家庭内の消費電力内訳で見ると、未だ大きいシェアを取っています。
この莫大な電気を少しでも抑えるため、みなさまは色々な工夫をされていることと思います。
こまめに消す、設定温度を上げる、サーキュレータや扇風機と併用する…などなど。
ですが、実はそれらは効果がない、むしろ電気代を高くしてしまっている可能性があります。
外出する際に電気代がかかるから、とエアコンを切る方が大半だと思いますが、一日中家を開ける場合以外は点けっぱなしにした方が、実は電気代の節約になります。
朝の気温が低いうちにエアコンを点け、常に冷たい空気を循環させたほうが負荷もかからず電気代も抑えられる、というわけです。
ちなみにサーキュレータに関しては、室内の温度を一定にでき(床と天井の温度差を無くす)冷ます必要のある温度を下げることが出来るため効果があります。
ただし、なるべく消費電力の小さいタイプを使用してください(DCモータ扇風機など)
一番いいエアコン節電方法は、
1.なるべく日中は点けっぱなしにしておく
2.カーテンを遮熱・断熱タイプのものにする
3.扇風機やサーキュレータを使用する
4.気温の下がる夜に電源を切り、日が昇る前に点ける
5.こまめな掃除を行う
6.室外機は日陰に置き、周りに余計なものを置かない
7.設定温度をなるべく上げる(推奨は28℃前後)
8.暑い日中は避暑地や涼しい場所で過ごす
いっそのこと、エアコンを使わないという選択肢は、熱中症の危険を高めてしまうことになりますので、我慢だけは禁物です。
この夏、節約しながらCOOLにSUMMERのLIFEをENJOYしちゃってください。
【ながと夏マップ】元乃隅稲成神社・龍宮の潮吹(津黄地区)
長門市内にて、ここ1年で急激に盛り上がっている観光地があります。
それが「元乃隅稲成神社」および「龍宮の潮吹」です。
「もとのすみいなりじんじゃ」と読みます。
所在地:山口県長門市油谷津黄498
アクセス:ブルーライン交通「津黄」から徒歩約12分
藤光海風堂より車で約30分
※道幅狭小注意
駐車場:約40台(大型車一部可)/無料
営業時間:無し
トイレ:有り
特記事項:道幅はかなり狭いです。バスと出会う事もあります。
※行楽シーズンには、「千畳敷」よりシャトルバスが運行されております。運行情報は、下記長門市観光コンベンション協会へお問い合わせください。
詳細情報:長門市観光コンベンション協会
稲荷神社といえば、京都の伏見稲荷大社、島根の太皷谷稲成神社、佐賀の祐徳稲荷神社などが有名ですね。
規模を問わず全国各地にある稲荷神社ですが、ここ長門市にはちょっと変わった稲成神社があります。
それが「元乃隅稲成神社」です。
ちなみにここまで、一字一句じっくりと読まれた方なら勘付いたと思いますが、「稲荷」ではなく「稲成」と書いております。
入力ミスではございません。
この「稲成」という字、津和野の太皷谷稲成神社も同じ字を使っていることから分かるように、太皷谷稲成より分社されたお稲成さまなのです。
全国でもこの2社しかこの字を使用しておりません。
ちなみに、「稲成」の由来は太皷谷稲成神社様のホームページをご覧ください。
かいつまんで説明すると、「願望が成就する稲荷神社」ということで「成」という字を使っているそうです。
さらにちなみに、ここ長門市には「長門豊川稲荷神社」という、愛知の豊川稲荷神社から分社されたお稲荷さまもありますが、こちらも全国に2社しか無い「お寺の境内にある稲荷神社」なのです。
狭い長門市に、全国で2例しか無い特別なお稲荷さまが2社もあるなんて、少し驚きですよね。
なぜここが人気沸騰中なのか。
それはここの立地にあります。
青い海に向かって、緑の林をかき分け、ズラッと並ぶ123基の赤い鳥居。
この青・赤・緑の絶妙なコントラストが人気の理由なのです。
この景色は、マスコミ各社やアメリカのCNNでも取り上げられ、今や日本を代表する観光名所のひとつになっています。
さらに、同じく山口県内で人気沸騰中の「角島」、「千畳敷」から近いことも理由の1つのようで、各地をめぐるバスツアーがたくさん組まれています。
本家本元の伏見稲荷大社や、親社の太皷谷稲成神社と比べると、鳥居の数はとても少ないです。
しかしこの鳥居、実は宮司さんが10年かけてコツコツと立ていたのをご存知でしょうか。
しかも昨年まで、老朽化した鳥居を立て替える作業をしていました。
ちなみに、下の画像が一昨年前の鳥居です。
日本海の吹き付ける風によって風化し、今にも倒れそうになっていました。
しかし今現在は、沢山の奉納や宮司さんの努力によって綺麗な鳥居が立ち並んでいます。
境内には、古い鳥居を再利用した花壇などもありますので、是非ご覧になってください。
海を眺めるお地蔵様。
航海の安全を見守ってくださっているようです。
今やここ津黄地区の名所は元乃隅稲成神社ですが、元々は別のものが名所だったのをご存知でしょうか。
鳥居の波を下りた先にあるこの大きな岩の先、打ち付ける日本海の荒波が作り上げた神秘の光景
それが「龍宮の潮吹」です(分かりにくいですが、画面中央で立ち込めている霧のような柱です)
荒波、強い北風という条件が揃えば見ることの出来る、自然の噴水です。
条件が良ければ30mの高さまで海水が吹き上がります(撮影当日は10mがせいぜいでした…)
なるべく冬の北風が強い日に訪れてみてください。
この地帯は侵食された岩肌がむき出しになってる場所が多く、古くから「龍宮」と呼ばれていたそうです。
潮吹は龍神様のなせる業と考えられ、崇め奉られていました。
特に雨乞いの儀式で使われることが多かったようです。
ちなみに、弊社ホームページで使われている弊社社長の写真も、こちらで撮影したものですよ。
さて話は稲成神社に戻ります。
神社に来たらみなさまは何かをお願いされると思います。
商売繁盛、豊作祈願、合格祈願etc…
そんな願いが叶うと言われるスポットがここにはあります。
これは駐車場側の大鳥居です。
上に何かある…。
おわかりいただけただろうか…。
これ…賽銭箱なんだぜ…。
地上から3・4mくらいの高さにあるこの賽銭箱、うまく投げ入れることが出来れば願いが成就するという伝えがあります。
「願望成就のお稲成さま」ならではのスポットですね。
※追記(11/1)
今現在、この鳥居を高くする工事が行われています。
おめぇ…まだ高くなんのかよ…。
ちなみに山口県の風習として、鳥居の上に石を乗せることが出来れば願いが叶うというものがあります。
これは当店近くにある「赤崎神社」の鳥居ですが、石が乗っているのが分かるかと思います。
この乗っている石ですが、当てて落としてしまうと逆に願いが叶わなくなる、不幸になるなどと言われています。
乗っていた石は誰かの願いが詰まっているものですので、鳥居の上に返してあげてください。
なお、これらの投げ入れ行為をする際は、必ず周辺に人や物が無いことを確認してからチャレンジしてください。
他の稲荷神社に比べると、新しいお稲成さまではありますが、他にはないありがたみを感じられる景色・楽しみがあります。
かなり道が細く、さらに車も混みあうことが多いですが、ぜひ一度お越しください。
平日に訪れることをオススメします。
以下、フルHD壁紙になります。